タルト頑張れ
日曜日にお見合いをした、熊本っ子タルト&キッシュ。
里親希望のご家族さまに気に入っていただけて、もし迎えるなら、ふたり一緒に迎えたいと言ってもらえて、良かった・・・
タルトがストーブの前でじっとしているし、動きも毛艶も悪く、心配になりお見合い後に病院へ。
血液検査の結果が異常を示していたので、エコーをしたら腹水が溜まっていました。
成猫なのに2キロしかないガリガリの体で、お腹が膨らんでいるのも分からないくらい痩せていました。
注射器で抜いた腹水の色を見て、確信しました。
FIP…致死率ほぼ100%の恐ろしい病気…なんてこと…
あぁ…神様…
猫生のほとんどをセンターのケージの中で過ごし、やっと外の世界に出られたのに。
やっと、やっと、これから幸せになれるところで。
タルトが可哀想でなりません。
腹水が溜まってから、回復できる見込みはあるだろうか…たぶんとても厳しいでしょう。発症してからはものすごい早さで衰弱してしまうから…
悲しくて悲しくて、やりきれません。
でも、泣いている時間はない。
うちにはFIPから生還した清志郎がいます。タルトも漢方治療を始めます。
まだ食べられるうちに、お薬をしっかり体に入れて、炎症を抑え免疫力を高めること。間に合うだろうか。
うちに置くしかないけれど、我が家は猫いっぱいだから…タルト、ケージになっちゃう。
もうケージには入れたくない。やっと出られたのだから、自由にさせてあげたいし、温かいお部屋で普通の暮らしを送らせてやりたい。
両親のところに頼み込んで、たびちゃんを預かってもらったお部屋に置いてもらい、私がお世話に通うことにしようと決めて、預かり先から移動することにしました。
預かり先から実家までは、移動に2時間ちょっと。
「長時間の移動も負担だよ。うちならキッシュとタルト別々に置けるし、全ての部屋にエアコンあるし、病院も近い。ケージに入れないで、甘えん坊なタルトと一緒に寝てあげられるよ。もう少し元気になったらご実家に移動しても良いから、とりあえずうちに連れて来て良いよ」
ボランティア仲間のHさんからの有難いお申し出に甘えて、すぐその晩にタクシーで移動することができました。
オシッコがオレンジっぽい濃い黄色、もう黄疸が出始めているかな…下痢は止まらない。
もう、タルトは今までいっぱい頑張ってきたのだから、もっと頑張れって言うのは可哀想だと思う。
でも、でも、こんなことになってしまったけれど、里親希望さまはキッシュを迎えたいと言ってくださって…
タルトが治療して元気になったら、タルトも家族に迎えたいって言ってくださったんだよ…
幸せは目の前にあるんだよ。なんとか助けてあげたい。
昨日からうちのきなこがご飯食べなくなっちゃった。ぴぴもきなこも、朝すこし食べたご飯を夜吐いて、あんまり消化してなかった。
こんな時にみんな具合悪くなって…なんだろう。心配で私も吐きそうになる。
明日は午前中にきなこ病院、午後から根津に行って、タルトの預かり先と病院。
トラコと天晴は元気で食欲旺盛。
確定申告、ぜんぜん手をつけてない。ああ…なんて3月だろう。
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