きなこ

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アンカーという名前

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アンカーとは、ロープや鎖につながれた錨(いかり)を海底に沈めることで、荒波や暴風に対して船が流されないよう、船を海上に停止させておくための道具のことです。
嵐の時、船を守ってくれる。
どんな困難な状況でも、荒波に流されず道を見失わないようしっかり支えてくれる、アンカー。

リレーの最終走者をアンカーと呼ぶのも、錨から由来しています。
「最後の希望」という意味なのです。

アンちゃんの名前は、熊本のセンターで付けてもらいました。
きなこハウスに来た猫達は、その子の雰囲気や字画を見ながら、呼びやすい名前に変えることがほとんどです。
でも、私は「アンカー」という名前が、この目の見えない飛び切り可愛い男の子にぴったりだと思いました。
この子はハンデがあるけれど、最後まで諦めないでお家を探そうと思いました。
アンカーなんて、最後の希望なんて、ぴったりな名前ですよね。

目のこともありました。先天的な白内障だけど、なんとか眼球を残して見えるようにしてあげたい。
そして、この子にふさわしいお家に、この子だけに愛情を注いでくれる家族のもとに、送り出してあげたい。
絶対に希望を捨てないぞ!諦めないぞ!という気持ちです。
最後の希望。
私がその事を忘れないために。

手塩にかけてケアしてきました。
可愛くて可愛くて仕方がありません。
「この子はハンデがあるから里親は難しいだろう、もううちの子でいいや」と、保護主が思ったらそこで終わり。
私はそれは嫌です。
アンカーだけでなくどの子に対しても、保護主の私が諦めるのは嫌なんですよね。
可愛くて手離したくないという気持ちを超えて、より幸せなところに送り出したい。

本当は猫がどう思っているかなんて、私には分からないかもしれないけど……
それでも、出来る限りひとりひとり、その子に寄り添って考えたいです。
ボランティアや保護主が抱え込むのは、やっぱり幸せじゃない気がする。

アンカーは素晴らしい子です。
今までお問い合わせはほとんどなかったけど、きっとアンちゃんの可愛さや素敵さに気づいてくれて、一緒に暮らしたいと思ってくれる人がいるはずだと信じています。
だってこの子は、超スーパーミラクルボーイだからね!
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